中国概念株に関する中米合意に自信 CSRC副主席

 中国証券監督管理委員会(CSRC)の方星海副主席は21日、海南省で開催中のボアオ・アジア・フォーラムの分科会で、米国上場の中国概念株に関する中米交渉は非常にスムーズに進んでおり、週一回のオンライン対話で細部について大詰めを迎え、合意について自信を持っていると述べ、米国公開会社会計監視委員会(PCAOB)に中国企業の監査資料を提出する用意があることを示唆した。
 中国株式市場への外資の導入について、方氏は2019~21年で中国株式市場への外資流入は8874億元、A株流通時価総額の4.5%を占めている。韓国や日本の20~30%と比べてまだまだ上昇空間がある。本日(21日)はA株指数は下がっているが、しかし北上(香港市場から内陸市場への)資金は買い越しで、中国市場への外資の自信の表れではないかと強調した。
 またIPOの公募割れについて、方氏は、IPO数が多いからではなく、価格付けがもっと合理的でなければならず、価格付け能力を高めなければならないと、発行価格が高いとの認識を示した。

 

 

 

 

 

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