中央匯金投資がETF購入、相場を買い支え

 中国の政府系投資会社、中央匯金投資は23日、上場投資信託(ETF)を購入したことを公式サイトで明らかにした。今後も購入を継続するという。
 この発表で、FTSE中国A50 先物指数は23日午後8時前、前日比0.45%上昇した。
 23日の上海市場では、華泰柏瑞300、華夏上証50、華夏上証科創50、南方中証500など複数のETFに買いが入り、出来高は先週の一日平均の約2倍まで膨らんだ。
 中央匯金の発表で「官製ファンド」が動いたことが明らかになった。
 中央匯金は10月11日、上海市場で、農業銀行(1288)を3727万2200株、工商銀行(1398)を2761万2千株、中国銀行(3988)を2488万7900株、建設銀行(0939)を1838万株の買い増しを実施したことが明らかになっています。
 上海総合指数は先週4年振り安値を付けていたことで、政府系投資会社が買い支えに動いたと見られる。

 

 

 

 

 

 

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