新卒初任給希望8431元 平均支給7915元

中国教育部(教育省)がこのほど明らかにしたところによると、2019年夏に卒業見込みの新卒者者数は834万人に上り、これまで最高となるという。新卒者にとって就職、起業とも厳しい状況になるだろうと見られる。
情報サイト「58同城」(WUBA)が纏めた「第16回中国大学生理想的雇い主調査研究報告書」によると、大学新卒者の平均希望月収は8431元(1元=約16円)で、雇い主側の企業の平均支払い月給は7915元、その差は1000元未満で前回調査より開きが縮小したことが明らかになった。
大学生が希望する月収の高い上位3都市は北京、上海、南京でそれぞれ1万2992元、1万2070元、9771元だった。これに対して企業側が実際に支払った賃金(月給)の高い上位3都市も北京、上海、南京でそれぞれ1万1463元、1万0689元、8743元だった。
就職情報サイトの智聯招聘が纏めた「2018年中国理想的雇い主評価報告」によると、大学生が就職を希望する上位5都市は北京、上海、深圳、成都、杭州の順だった。

 

 

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