東方航空予約システムにバグ 北京広州間60元の大バーゲン

香港市場上場の中国東方航空(0670)は17日、同日発券した北京・広州間の60元(約1000円)の航空券が有効で通常通り搭乗できると発表した。
中国東方航空の予約システムは前日夜からメンテナンスを行い、その際、システムにバグ(コンピュータープログラムの誤りや欠陥)と思われる表示が出現し、通常1000元(約16,500円)が必要の北京・広州間エコノミークラスの搭乗券の価格は60元と表示され、多くの予約が成立されたという。
これに気付いた利用者は予約した航空券を中国版ツイッターのWeibo(微博・ウェイボー)に投稿し、北京・広州間のファーストクラスが200元、広州・上海間のエコノミークラスは50元、ファーストクラスは120元と通常代金の約10%の価格で表示されている路線が多くあったことが分かった。
中国東方航空はその後バグを修正し、17日の朝、公式サイトで16日深夜から17日早朝にかけて発券した航空券はすべて有効で通常通り搭乗できるとの公告(声明)を発表した。
さらに、同日の予約者の中から11月30日に行われる同社の最新型機A350の引き渡し式典に代表として招待することを明らかにした。
なお、同声明で、バグの影響により発券された航空券の枚数や金額については明らかにされていない。

 

 

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