神華能源 上半期の純利益は約26%増の見込み

 中国石炭最大手の神華能源(1088)は30日、21年上半期の純利益は26%の260億元に達する見込みであることを発表した。
 純利益増の理由について、同社は次のようにコメントした。
 1.   中国経済の持続且つ安定的回復に伴い、石炭市場の需要が旺盛で価格も上がり、石炭の販売量と販売価格がともに上昇した。
 2.   販売増により関連する鉄道輸送や港湾の荷下ろし、海運等の輸送事業セグメントは、前年同期比で増加した。
 3.   国際原油価格等の影響を受け、国内ポリオレフィン製品の短期的供給不足で価格が上昇し、グループのポリオレフィン製品の販売量と平均販売価格が前年比で上昇したという。
 なお、石炭価格の上昇により、同社発電セクターの利益が前期比下がったという。

 

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