第1四半期 中央企業利益23.2%増

「第1四半期に、中央企業の売上高は前年比19.2%増の6兆元、利益は同23.2%増の3120億元、純利益は26.5%増の2264億2000万元だった」ことが明らかになった。

13日、国務院傘下国有資産監督管理委員会の沈総会計士が記者会見で発表した。

それによると、全102社の中央企業の内、91社が増収し、99社が増益となった。100%に近い中央企業の増収増益はこれまで6年間にわたって行われた生産能力の削減やデフレーション、貸借対照表(B/S)の調整は一段落し、企業活動が活発化に向けて新しい周期に入ることを意味するものと関係筋は指摘した。

中央企業の内、石油や石化、鉄鋼、石炭など重厚長大産業の割合が多く、これら企業の売上高の伸び率は40%を超えた。国家統計局の発表によると、第1四半期の価格上昇幅が大きい業界のトップ3は石油と天然ガス(70.1%上昇)、石炭(39.2%)、フェラスメタル(鉄合金)の製練及び圧延(38.2%)の順となると言う。(毎日経済新聞)

 

 

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