バイオ医薬品や抗体医薬品の薬明生物（2296）は７日朝、大幅増益の２１年度の本決算速報を発表した。
それによると、１２月３１日までの当期純利益は１０５％、株主に帰属する純利益は９８％と前年と比べて大幅な増益となったという。
増益の理由について、同社は、ＣＯＶＩＤ－１９関連の既存と新規導入したプロジェクトを加速させたこと、新型コロナ以外のプロジェクトでもシェア拡大したこと、２１年を商業化生産元年と位置付けたことで大幅な増収につなげたこととコロナで前年度停止した生産能力の一部が完全に回復したことに加えて現在の生産能力と資源の利用率が向上し、経営効率が改善したことなどを上げている。