野村 中国燃気 目標株価37.2HKD

 野村証券のアナリストは26日、中国燃気(0384)のリバース(逆)ロードショーに参列した後、レポートを発表し、ロシアの天然ガスを導入した後、中国東北地方のガス不足解消に繋がり、2019~25年度まで同地域での天然ガス供給量は24%上昇し、同社株価レーディングを「買い」とし、目標株価を37.2HKDと維持した。
 レポートによると、現在中国東北地方の天然ガスの供給が不足し、コストの高い液化天然ガス(LNG)の購入に依存している。中国燃気と国務院発展改革委員会の関係者は、天然ガスの需要に対応するため、ロシアからのパイプラインガスは12月にでも輸入できるようになり、2020~21年でそれぞれ50億㎥と100~120億㎥を供給出来るようになり、同地区の供給不足を解決できるだけではなく、小売価格も下がることになるだろうと指摘した。
 同社株価は26日、30.3HKDで取引を終えている。

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