香港・内陸高速鉄道開通 香港・深圳わずか14分

中国高速鉄道の香港区間(西九龍駅から深圳・広州間)が23日正式に開通した。内陸から香港への一番の高速列車(G5711)は23日朝6時44分、深圳北駅を出発、香港から内陸への一番の高速列車(G5736)は、同7時ちょうど、西九龍駅からそれぞれ出発した。
これで広州・深圳・香港間の全長141キロ(内陸区間115キロ、香港区間26キロ)の高速鉄道は正式開業したことになり、広州から香港までは最短47分、深圳から香港までは最短14分で目的地まで着くことになる。
広州・深圳・香港間開通で、香港から北京、上海を含む内陸の44駅と直接結ぶことになり、利便性が大いに向上した。
開通初日のエピソードに、朱という苗字の深圳市民が深圳北駅から深圳福田駅までの乗車券で「体験乗車」し、福田駅で降りるのを「うっかりして」香港西九龍駅まで14分間多めに乗車したのが発覚し、同駅で1500香港ドル(1香港ドル=約14円)のキセル乗車の罰金を食らったという。

 

 

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