香港中銀利上げ 米FRBに追随

 香港の中央銀行にあたる香港金融管理局は17日、政策金利の基準金利を0.25ポイント引き上げ、0.75%とすると発表した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ決定を受けた措置。
 北京時間の17日午前2時(日本時間同3時)、FRBはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25ポイント引き上げ、0.25─0.50%とすると発表。利上げは2018年12月以来3年3カ月ぶりのことで、年内の利上げはさらに6回行われ、年末までに1.9%とすると見られる。
 香港金融管理局の余偉文総裁は声明で「米国の利上げサイクル入りは市場想定の範囲内だ」と述べ、「(香港の)金融システムおよび短期金融市場は秩序だった円滑な形で機能し続けている」とした上で、「ドルペッグ制」を維持する考えを示した。

 

 

 

 

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