中国の自動車業界団体、全国乗用車市場情報連合会（ＣＰＣＡ）の崔東樹（さい・とうじゅ）秘書長は世界自動車シェアにある中国自動車メーカーのシェアは３５％で、１～９月のシェアは３２％だったとするウェブコラムを発表した。
崔秘書長によると、２０２３年９月の世界自動車販売台数は１１％増の８０９万台、２０１７年９月比５％減で、例年の２番目に高い水準だった。１～９月の世界自動車販売台数は１１％増の６５３２万台だったが、２０１８年のそれまでの最高記録比で６．６％減だった。ＩＣチップの供給に改善が見られたため、世界自動車業界の運営と販売に追い風となった。
９月の中国市場の回復が目覚ましく、ＢＹＤと上海汽車集団など大手の回復が際立っている。ＩＣチップの供給不足が中国メーカーへの影響が少なく、むしろ中国自動車メーカーの輸出を後押ししたと指摘した。