HSBC 美団点評の目標株価153HKDへ

 香港上海銀行(HSBC)は22日、内陸のフードデリバリー業務の再開は予想を超えて公衆衛生事件前の75%まで回復し、同業界最大手の美団点評が恩恵を受けるとして同社目標株価を153HKDまで引き上げるレポートを発表した。
 レポートでは、美団点評が来週月曜日(25日)第1四半期の業績(財務報告)を発表する予定で、ユーザー数や業界と調査データにより同社業績の回復に自信を示した。
 また同社フードデリバリーによる売上高は上半期には前年同期比4%増に対して下半期には27%増の見込みで、公衆衛生事件はデジタル化のニーズを高め、同社業務の多角化やテクノロジーのインフラ及びサプライチェーンが同社の市場シェア拡大に寄与するとしている。
 さらに、Non-GAAPに基づき、2021~22年の経常利益伸び率の予想をそれぞれ40%と19%として一株当たり目標株価従来の110HKDから153HKDまで引上げ、レーディングを買いとした。

 

 

 

 

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