アリババ株価8%急騰 ジャック・マー3カ月ぶり姿現す

 中国電子商取引最大手のアリババグループの株価は20日の取引時間中、前日比最大10.32%急騰した。
 1月20日は中国の旧暦12月8日の臘八節(五穀豊穣を祝い、春節――旧正月を迎える準備をする伝統的祝日)」に当たる。この日にちなんで20日午前、ジャック・マーはライブで農村部の教師100人と「オンライン面会」し挨拶を送った。氏は昨年10月下旬、上海での金融サミットでスピーチを行った以降、公の場で姿が確認されていない。その間、アリババ傘下の子会社、アントグループの上場延期やアリババの独禁法違反で監督官庁の聞き取り調査や罰金処分を受けたりと、マー氏の動静をめぐり様々な臆測が流れていた。氏が公の場に姿を見せたことで同社に対する不安感が払しょくされ買い安心感が広がり、終値で前日比8.52%高の265HKDで取引を終えた。

 

 

 

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