中国自動車販売30年振り前年比減少へ

10月の中国の自動車販売は前年同月比11.7%減少したことが明らかになった。
1990年から以降、30年振りの減少だという。
ロイターが中国汽車(自動車)工業協会の発表として取り上げたところによると、1月~10月までの自動車の販売台数は0.1%減の2287万台、10月の販売台数は11.7%減の238万台で、4カ月連続の減少となり、減少幅としても2012年以来最大だった。そのうち、乗用車販売は13%減の205万台、商用車販売は2・8%減の33万3千台だった。
ロイターによると、中国は2009年アメリカを超えて世界最大の自動車市場となった。
一方、新エネルギー車(NEV)市場は急成長を維持している。10月の販売台数は51%増の13万8000台に達し、うち電気自動車(EV)は44.7%増の11万1200台、プラグインハイブリッド車(PHV)は84.6%増の2万7000台。
 1~10月、NEV販売台数は75.6%増の86万100台。そのうちEVは62.3%増の65万3000台、プラグインハイブリッド車(PHV)は136.4%増の20万7300台だった。

 

 

 

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