米中首脳会談 通商協議再開で合意 新華社速報

 大阪で開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20)の二日目、29日のお昼、中国の習近平国家主席と米トランプ大統領と会談し、通商協議再開で合意したことが明らかになった。新華社通信は速報で伝えた。
 5月10日、米中高官がワシントンで貿易摩擦について詰めの交渉をしていたが、合意に至らなかったため、米は中国からの年間3000億米ドルの輸入商品に対して25%という追加関税を課すと発表し、貿易戦がエスカレートした。
 29日の米中首脳会談で、「中米が平等と相互尊重に基づいて経済貿易協議を再開することで合意した。米側は、中国の輸出品に新たな関税を上乗せしないと表明。両国の経済貿易チームは具体的な問題について討議する」と新華社は伝えた。

 

 

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