香港政庁財経事務及び庫務局の劉怡翔局長は２２日、香港証券取引所と中国証券監督管理委員会（ＣＳＲＣ）が長らく検討した結果、香港に上場する同株不同権（種類株）を７月から中国本土市場（深圳・上海）とのストックコネクト（相互取引制度）に組み入れることで合意したと発表した。
同局長によると、ストックコネクト制度は内陸と香港との双方向資金流動の重要なチャンネルでこれを拡大することが双方にとって有利なことであると指摘した。
現在、香港で上場している種類株には、シャオミ集団（1810）や美団点評（3690）が含まれ、ストックコネクトに組み入れると、内陸の投資家も直接投資することが出来るようになる。