2016年度の不動産企業の役員報酬は平均1100万元(1億7600万円)で、業界大手の万科企業の王石会長の報酬は999万元であることがWindの統計で明らかになった。
それによると、不動産企業の役員報酬総額は2008年の1955万元からhttps://www.keika-corp.co.jp/?p=7515&preview=true2013年の1億1000万元まで上昇したが、2014年万科企業の郁亮総裁は「不動産業は(ゴールドの時代から)シルバーの時代に入った」と不動産業界は高度成長から安定成長へと変わったとの認識を示し、同業界の役員報酬総額は前年の1億1000万元から8703万元まで下がり、2015年には更に5385万元まで減少した。
Windが纏めた82社の上場不動産企業役員報酬報告によると、役員報酬総額が2000万元以上の企業は10社で、深セン市場上場の金科股フェンは6472万元で1位、万科企業は総額6353億元で2位で、会長の王石の役員報酬は999万元(約1億6000万円)だった。(証券日報)