成都市デジタル人民元のお年玉 京東アプリからも

 蘇州や深圳に続き、成都市もデジタル人民元のお年玉を配布することになった。
 成都市地方金融監督管理局が26日明らかにしたところによると、「成都デジタル人民元 新春お年玉キャンペーン」の応募受付を24日午前8時のスタートから25日午前零時の締め切りまで、同市在住または市内勤務の有資格者450万人からお申し込みがあったという。
 キャンペーンはデジタル人民元、4千万元を抽選で計20万人にお年玉として配られる。当選金額は178元と238元で「天府市民クラウド」または中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム)のアプリから応募することになる。
 中国人民銀行は2020年8月デジタル人民元を試験的に発行し、「確実、安全、コントロール可能、実用的」を前提に一部地域で先行的に市民に「紅包」(ボーナスやお年玉)として配布した。
 なお、デジタル人民元の使用を民間企業の決済システムも使われることが注目される。

 

 

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